PoEの新リーグが始まったばかりでしたが、S4のPTR触ってきました。itemization刷新部分の確認や焼戻で付けられるModのテストやらS3以前と比べてスキルに色々味付けができるようになってビルド作りが楽しくなることこの上なし!興味のある皆さんはもう触ったと思うので、以前の投稿のCampfireで見ていた認識との違いやクラフト手順等簡単に触れる程度で書きます。
※なお、S4実装時には数値やバランスに大幅な修正が予想されるので、ざっくりアイテム運用のイメージをしておく程度がいいと思います。
S4スタートから想定するとWT3までは今まで通り拾ったアイテムに化身を賦与したり、エンチャントしたりは変わりませんが、エンドコンテンツ専用になった強化はできません(2ndキャラ以降、強化素材があれば別)。そして目玉の焼戻はレア・レジェンダリーに追加できて、各レシピに数値のことなるレアリティのレシピが恐らく低WTでもドロップしそうなので、使えそうなレシピを拾ったら焼戻Modを順次追加(ノーマル、神聖は焼戻Mod1つ、祖霊は2つ)していけばいいと思います。
WT4では、ヘルタイド・レギオン・囁きの木から手に入るルーンシャード(日本語のテキストは確認し忘れw)を消費してGR・・・もとい新しいエンドコンテンツ「奈落」(最大ティア200!)に挑戦できて、制限時間内にクリアすると強化用の素材が手に入るので、それを使って装備の強化をしていくことになります。
以上のような流れでS4で追加されるLv200のピナクルUberボスやT200の奈落の攻略を目指していきます。
以下、アイテムクラフトの各要素の詳細を見ていきます。
[ベースアイテムとエンチャと化身(レジェンダリーMod)]
焼戻前のベースとして、レア・レジェンダリーが持つMod(特性、Affixともいう)の数がレアは4⇒2、レジェンダリーが4⇒3と減って各スロットに付くModの種類や数値が刷新されました。
エンチャントでは上記通常Mod一覧の中からこれまでと同様にModの種類によって重みがあって、+スキル系やCDR等はかなり出現率が低くなっています。エンチャントコストのゴールドに上限ができたとは言っても、それでも2H武器は最大7Mゴールドを超える等まだまだ高いです。素材も1回で「曇った水晶」が75個要求される等、PTRでの設定では高コストだったので再検討するとブルコメで発言されています。
「化身」は秘術師から抽出してアイテム化する必要が無くなって、UIから一覧で管理されるようになりました。鍛冶屋でより高い数値のレジェンダリーを分解することで賦与できるレジェンダリーModの数値を上げていくことができます。また、WT毎に賦与できるレジェンダリーModの数値に上限が決まっているので、WTが上がったらより数値の良いレジェンダリーを分解する必要があります。
[焼戻]
「焼戻」は上でも書いたけどレシピ内のランダムなModがノーマル、神聖は1つ、祖霊は2つ追加できて、そのアイテムで焼戻できる回数が決まっています。但し、再焼戻した時はエンチャントと違って前のModの据え置きができないので、回数分焼戻してしまうと最後に選択されたModで固定されてしまいます。因みにPTRでは焼戻回数のテキストがバグっていて正確な数字は分かりませんでしたが、IP925で6、7回焼戻が可能でした。
祖霊のアイテムは異なるカテゴリーのレシピから2つ追加できますが、アミュレット以外のスロットは選べるカテゴリーが2種類しかないので問題ありませんが、アミュレットは5種類のカテゴリーから2種類を選択します。1度カテゴリーを選んで焼戻するとそのアイテムに焼戻回数が残っていても別のカテゴリーを選び直すことができなくなるので注意が必要です。
また、レシピにレベル制限がないので2ndキャラ以降はレアリティの高い焼戻をすることで育成が楽になるでしょう。
[増強特性(Greater Affix:GA)]
GAは祖霊のレジェンダリー・ユニークに低確率でそのModの最大可変の1.5倍で賦与され、ドロップ時にはアイテム名の後に1ModGAなら「-I」、3ModGAなら「-III」のような表記で記されます。
[名工品制作(強化・Masterworking:MW)と奈落]
アイテムの「強化」は完全にエンドゲームコンテンツになりました。最初にも書いたけどWT4のヘルタイド・レギオン・囁きの木から手に入るルーンシャードを入場券に「奈落」をクリアして初めて手に入る強化用の素材(テキストがおかしかったのでSS撮ってなかった)で強化を行います。
「奈落」はD3のGRほぼそのまんまで道中はドロップ無し。制限時間内(10分)にボスを倒したらクリア。デスペナはD3より厳しく1デス毎に30秒ずつ加算されて3デス目以降は90秒。ボスを倒すとアイテムがドロップして報酬箱から強化素材がドロップします。T20までは青素材、T40までは黄色素材、それ以降はオレンジ素材が入手できて、錬金術師からは上位素材1個を下位素材5個に変換して貰えます。
ランク1 : 5 オブデュサイト 100%
ランク2 : 10 オブデュサイト 100%
ランク3 : 20 オブデュサイト 100%
ランク4 : 30 オブデュサイト 100%
ランク5 : 10 インゴリス 70%
ランク6 : 20 インゴリス 60%
ランク7 : 30 インゴリス 50%
ランク8 : 50 インゴリス 40%
ランク9 : 15 ニースアイアン 30%
ランク10 : 20 ニースアイアン 20%
ランク11 : 25 ニースアイアン 20%
ランク12 : 30 ニースアイアン 20%
[クラフトの流れ]
- ユニークor最低2Mod欲しいModが付いたレジェンダリーを拾う (GAなら更に良し)
- 焼戻で2Mod追加する (選ぶレシピにもよるがここで結構失敗する)
- ベースの3Mod目をエンチャントで付け直す (ゴールドに上限ができてもかなり掛かる)
- レジェンダリーModを付け直す (レジェンダリーModの付け直しは後からでもできて全くリスク無し!)
- 気が済むまで強化を繰り返す (付け直す分だけコストが掛かるから奈落を周回する)
- 以上、最強装備完成!
※ 3と4はどちらからでも良い
※ ユニークは2~4を飛ばして5の強化のみ
[ユニークアイテムについて]
ここまで書いてきた通り、レジェンダリーが3Mod+焼戻2Modの計5Mod+レジェンダリーModとかなり強力になり、ユニークが相対的に弱くなりました。ユニークMod単体ではビルドによっては今でも必須レベルのものや、その他固有Modのみに残るダメージ減少率系等の強さはありますが、ダメージアップ系の通常Modと重なる類のModではS3以前の数値をほとんど変わらず引き継いでいるので、特に武器なんかだと焼戻Modを付けたレジェンダリーの方が全然強いです。
以前の投稿で全クラスに開放されたアズールラスをローグで使うのが楽しみだー!って書きましたが、焼戻で付けられるModを見たらレジェンダリーでいいじゃん・・・ってなりました。。
2つの武器をダメージで比較するためにレジェンダリーのライフModをクリダメ+40-50%か脆弱ダメ+30-40%に置き換えます。更に焼戻Modの操作障害ダメは同じレシピから以下の4Modから選ぶことができます。
ダメージ+[31.5 - 45.0]%
操作障害状態の敵へのダメージ+[47.0 - 65.0]%
近距離の敵へのダメージ+[62.5 - 85.0]%
遠距離の敵へのダメージ+[72.5 - 95.0]%
これらは焼戻フラットダメージも含めて強化の20%アップを最大3回適用でき、更にレジェンダリーのDexはダメージの乗算バケツに追加されます。勿論アズールラスも強化できますが、ユニークModのフラットダメージには適用されません。proc時の3秒凍結は強力ですが、レジェンダリーと比べてproc率は半分しかないので凍結を他で積めればアズールラスに全く勝ち目が無いのがお分かりいただけると思います。
1部のユニークを除き、ユニークMod以外の固定Modを1.5~2倍程度にバフするか、焼戻Modを1つ付けられるようにするかしないとこのままだと折角のユニークがちょっと弱い気がします。
[終わりに]
以上、itemization関連は大体こんな感じでしょうか。今回はほとんど触れなかったけど、焼戻Modにはエリアスキルの範囲拡大やコアスキルのダブルキャストチャンス等スキルをカスタマイズできるModもあって、とても強力なのでビルドの幅がかなり広がったと思います。
そして簡単に流す程度で書くつもりが今回も無駄に長くなってしましました。。
さて、次回はPTRでテストしてみた罠ローグ(バフ懇願)とアークラッシュソーサ(ヤバすぎて仕様変更の可能性特大)に付いて書きます。
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